14日、先月4日に渋谷区（東京）で”当て逃げ事故”起こし、警察から事情聴取などを受けるなどし捜査を受けてきた人気お笑いコンビ「FUJIWARA」の藤本敏史（52）が書類送検されたことが分かった。捜査は警視庁から東京地検に移り、今後起訴するか起訴しないかの判断が下されることになる。

　藤本は先月11日に”当て逃げ事件”について事実を認めた上で、被害者に謝罪。「事故直後に適切な対応ができておらず、浅はかな行動をとってしまい、被害者の方に対して大変申し訳ない」と述べ、被害者に弁償などの償いを誓っていた。さらに無期限の芸能活動の自粛を発表。テレビ局などはテロップでの対応に追われていた。

　警視庁によれば、藤本の容疑は道路交通法違反（事故不申告）ということだ。また、警察の取り調べに対し、藤本は「事故に気づかなかった」と供述していたという。

　今回の事故では、被害者の女性にケガはなく、藤本は被害者に謝罪し被害者とコミュニケーションがとれているようなので、示談が成立する可能性が高く、検察の判断として不起訴になる可能性が高いと言われている。だが、検察の判断まで半年かかるケースもあるといわれ、藤本が芸能活動を再開するまではかなり時間がかかりそうだ。