2日、第100回東京箱根間往復大学駅伝競走（箱根駅伝）（2日に往路、3日に復路）が開催され、往路では青山学院大学（東京・渋谷）が優勝し、1位（タイム：5時間18分14秒）で往路として最高記録を更新した。2位は駒澤大学（東京・世田谷）で、往路では青山と熾烈な競争を繰り広げていたが、第3区で青山に抜かれて以降、青山にリードを許してしまった。その他、前回往路で9位だった城西大学（埼玉）が3位に大躍進を遂げるなど、青山と駒沢に迫る勢いだった。一方、前回往路で2位だった中央大は調整不足のためか不調で13位となるなど、昨年とは異なる一面もあったようだ。

　いずれにせよ、前回総合優勝を逃し雪辱を果たし、2年ぶり7回目の総合優勝を目指す青山としては復路での優勝も視野に入ってきたが、駒沢大や城西大がそれを追う構図となり、明日の「復路」（箱根→東京）でどの大学が優勝するのか、またシード権獲得の圏内（10位以内争い）にどの大学が入れるのかなど3日の箱根駅伝に目が離せない。