フィギュアスケート選手の羽生結弦（28）は4日、自身のX（旧ツイッター）のアカウントを更新し、結婚することを発表した。4日は「一粒万倍日」と「天赦日」、「大安」が重なる今年最後の”最強開運日”とされ、多くの著名人が結婚を発表する中、午後11時に滑り込みでの電撃的な発表にSNSなどでは驚きの声であふれていた。

　羽生は、「いつも応援してくださり、ありがとうございます。この度、私、羽生結弦は入籍する運びとなりました」と始め、2020年以来の新型コロナウイルスの流行から、世界的な環境の変化に影響を受けたということを明かし、今回の結婚を含め自分の人生を考えていくきっかけになったした。

　ただ、発表した文章の中で「結婚」について触れるのは最初の文だけで、そのほかはすべてファンに対する感謝や今後の支援のお願いなどについてで、ファンへの配慮を欠かさなかった

　また、結婚相手について「一般の方」やどういう職業の方なのかなどの説明を避け、明らかにしなかったのは、熱心な女性ファンへの配慮のようにも感じられる。たいていの結婚発表の場合、結婚相手について何かしらの言及があり、結婚の発表の形ではかなり異例だといえる。

　ただ、多くの羽生ファン、特に50歳から60歳までの「おばさま」世代などの間では、「羽生ロス」という精神的な喪失感に苛まれている「おばさま」も少なくないのではないだろうか。SNSでは、その結婚相手を特定しようと必死な声が多くあり、その結婚相手が明るみになるのも遠くないのではないかもしれない。

　ただ、それでも羽生はかなり厳重に行動しているのか、まったく見当がつかないのが現状で、羽生の結婚相手は「プーさん」（ディズニーの熊のキャラクターでスケート会場で演技終了後プーさんのぬいぐるみをリンクに捧げるのがファンの間の儀式になっているらしい）、はたまた「スケート」かとジョークなのか現実逃避なのか、SNS上ではそうつぶやく声もある。