今月の大阪でのフェスでの人気・韓国の女性DJ「DJ SODA」への一部ファンによるセクハラ騒動に急展開だ。なんと、犯人の男性2人が自ら警察に出頭。しかもその場に実業家・インフルエンサーの”青汁王子”こと三崎優太氏が立ち合い、出頭の前に彼の動画内で顔出しで、公開謝罪をおこなったというのだ。なぜ、三崎優太氏が登場したのか、三崎優太氏とはそもそも何者か、犯人の男性2人の反省動画の内容などをお伝えする。

　そもそも、今回の犯人が出頭した動画の前に、この2人の男性は何をやらかしてしまったのかというと、今月13日に行われた大阪での「MUSIC CIRCUS’23」に出演していた、韓国人の女性DJ「DJ SODA」に対して胸をさわるなどのセクハラ行為をおこなってしまったというものだ。DJ SODAは公演終了後、SNSを更新し、性的な被害を受けたとして被害をうけている様子をうつした写真つきで、恐怖を感じたとする投稿を行い、ネット上は炎上、X（旧ツイッター）では一時”痴漢大国”や”日本の恥”などのワードがトレンド（急上昇）入りし、犯人捜しやユーザー間でこの件をめぐる論争もみられるなど、この話題で持ちきりとなっていた。

　今回この犯人であると自白した2人の男性は、自らの希望で顔出しで三崎優太氏の動画に出演し、「DJ SODA」やフェスの主催者、動画の視聴者や世間に向けて謝罪した。2人は反省の言葉を述べる中で、「昔から『DJ SODA』さんのことが好きだった」や「中学校のとき（から）よく（DJ SODAの）音楽を聴いていますし」と述べ、DJ SODAさんのファンであったことを明らかにし、2人もお酒を飲んでしまい、自身の感情などを抑えられなくなって、その結果今回のようなセクハラ行為に及んでしまったと今回の経緯を明らかにしていた

　今回2人に反省や謝罪の場を提供した三崎優太氏は、動画の中で、犯人の男性の1人が務める会社の社長からX（旧ツイッター）のDM（ダイレクトメール）で「犯人はすごく反省している。ただどうしたらいいか分からないので、三崎さんの力を貸してほしい」という趣旨の連絡があり、それに応じ今回の謝罪の場を用意したという。

 　また、三崎は犯人らの犯罪行為について「決して許されることではない」と前置きをしつつも犯人の心境などや反省の様子などを「皆さんにも届けることとして、この問題は少しでも解決する方向に向かうことは、社会にとって悪いことではないと思う」と述べ今回の申し出を受けたと説明した。

　犯人の2人と三崎氏のバーで撮影したのち、近くの警察の交番に出頭。三崎氏自身も参考人としてパトカーに乗り、警察署で事情聴取を受けたと話した。その後2人は身柄を拘束されることなく帰され、その後今回の事件の所轄の大阪の警察署に出頭することなったという。