【スキャンダル】岸田首相側近・木原氏が文春を刑事告訴、文春は不倫・妻の疑惑を報じていた

　　岸田首相のブレーンとも評される岸田政権中枢の木原誠二官房副長官（53）が週刊文春の発行元・文藝春秋を刑事告訴する意向であることが明らかになった。5日に司法記者クラブを通じ、文書を送付しその旨を伝えたという。

　週刊文春によれば、7月6日発売の週刊文春に掲載された記事「岸田最側近　木原副長官　俺がいないと妻がすぐ連行される　衝撃音声」の内容が告訴の対象だという。

　同記事では木原氏の妻が2006年に起きた長らく未解決だった愛知県名古屋市での不審死事件に関して、木原氏の住宅とみられる豊島区のマンションに家宅捜索が入るなど捜査を行ったことを報じた上で、木原氏の妻がこの殺人事件に関して重要参考人と警察関係者が目をつけ任意同行を求めていたが、夫が自民党の大物政治家の木原氏であるため躊躇しているなどという話だった。

　要するに、木原氏の妻が殺人事件に関わってたとして容疑者なのではないかということを文春が報じていたということだ。

　妻が殺人事件の容疑者だなどと言われれば木原氏の政治家生命は終わる可能性すらある。これまでも、不倫報道や愛人報道、隠し子報道、いかがわしいパーティーに参加していたのではないかといった報道など政治家の中でも浮ついた噂が絶えることなく報道されてきた。

　ここにきて堪忍袋の緒が切れたのか、さすがに「殺人事件」の関係者にされるのは許せないと考えたのか、名誉棄損などでは民事で損害賠償を請求し名誉回復を果たすのが通常の対応だが、刑事告訴ということで検察が動くことになり、メディアの一角である文春を検察が捜査するという異例の事態になる。

　だが、文春はすでに愛人疑惑や隠し子疑惑など複数件の木原氏に関するスキャンダルを報道しているところから見て、今後報復といわんばかりにさらに木原氏の粗探しに走り、木原氏にとって勝っても負けても地獄のような状態に陥る可能性もある。果たして、木原氏の無実は晴らされるのか、それとも文春が飛ぶように売れて文春の広報に貢献してしまうのか、今後に注目だ。