永山絢斗被告、大麻所持で逮捕・起訴、保釈され報道陣の前で謝罪・深々と一礼
大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された俳優の永山絢斗被告(34)〈東京都目黒区〉が7日夕方保釈され、勾留先の警視庁原宿署を出た。保釈金は300万円だという。永山被告は原宿署の前に集まった報道陣に向けて謝罪の言葉を述べるとともに深々と一礼した。
永山被告は「この度は、ご心配・ご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありませんでした」と発言し、約15秒間頭を下げ、「失礼します」として切り上げ、用意されていた自動車に乗り込んだ。報道陣からは大麻に手を出した時期や理由など質問も相次いだが、無言のまま車に乗りその場を後にした。
この時、永山被告は黒のスーツに整ったヒゲで、顔は精神的な疲弊からげっそりとしていた。この格好について、ネットや週刊誌からは、ヒゲを剃らないと反省の気持ちが伝わってこない、や清潔感がない、という批判的意見や保釈直後にもかかわらず整ったヒゲに感心する肯定的意見が入り乱れた。
警視庁は、今年1月から永山被告の知人柄の情報提供を受け証拠集めを慎重に進めながら、先月(6月)15日深夜には目黒区にある自宅マンションを家宅捜索、その結果、乾燥大麻約1.694グラムが見つかり、翌16日に大麻を所持していたとして大麻取締法違反で逮捕、原宿署に勾留されていた。
6月17日の送検を受け、今月6日に東京地検は大麻取締法違反(所持)の罪で永山被告を起訴し、永山被告の弁護士は6日に保釈請求を行い、東京地裁が7日に保釈を許可していた。
捜査関係者によれば、永山被告は大麻については「ずいぶん前から」使用していて「もうやめたい」と考えていたと供述。警察は4月に大麻を所持していたとし捜査を進めていたが、この部分に関しては地検が不起訴処分にした。
今後、捜査がさらに進められ裁判所の法廷に舞台が移ることになるが、サンケイスポーツの記事の中で弁護士法人・響きの徳原聖雨弁護士の分析によれば、「被告は自分で使うために大麻を所持ていたが、営利目的ではなく初犯とみられる。公判で検察側は常習性を厳しく責め、弁護士側は被告が反省していることを情状酌量の一つとして主張するでしょう」とインタビューに回答し、半年から1年の懲役・執行猶予3年となるだろうとの認識を示していた。
いずれにせよ、刑事罰としてはそこまで重くならないと予想されるが、ただ社会的な信用を裏切り、来年放送予定のNHK大河ドラマ「光る君へ」を降板したり、出演する東京リベンジャーズの映画の公開においても関係者が対応に追われるなど、多くの人間に迷惑をかけたことは事実で、俳優として芸能活動に復帰するのは相当な困難が予想され、厳しい現実に直面しそうだ。
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