永田町（国会議事堂）では現在、政治資金の不記載問題・裏金問題といった”政治とカネ”の問題で与党と野党がせめぎ合うなど日々のニュースが政治一色に染まりつつあるが、そんな最中、また政治への信用を失墜させかねない報道が舞いこんで来た。なんと、自民党の女性参議院議員が子ども2人や夫といった家族を横目に、夜から朝にかけて東京都内で堂々の”赤ベンツ”で不倫ドライブ・ホテルデートを繰り広げていたことが明らかになったのだ。週刊新潮が2月28日に報じていた。

　その女性というのが、昨年（2023年）に”エッフェル塔”の前での記念写真や”エッフェル姉さん”で話題になった自民党女性局によるフランス海外研修に参加していた、広瀬めぐみ参院議員（57）《岩手県選出・1期目》だ。彼女は、その折にも研修旅行中に味わったというフレンチのフルコースを撮影した画像をSNSに投稿し、社会の激しい非難を浴びていた。

　広瀬氏は、2023年10月30日、国会議員の議員宿から自ら”赤いベンツ”を運転し、外国人のカナダ国籍という著名なサックス奏者のアンディ・ウルフ氏（56）を車に乗せ、そのまま渋谷のレストランへ向かった。その前後で手を触りあったり体を寄せ合い抱き合うなど”ただならぬ関係”の様子を新潮に撮影されている。その後、新宿歌舞伎町のホテルに手慣れた運転で向かい、ホテルで夜を2人で過ごしたという。その上なんと、広瀬氏はその翌日の国会の予算委員会にそこから直行。何事もなかったように国会に出席していたという。

　広瀬氏は、「不徳の致すところ」などと今回の報道について事実と認め謝罪した。ただ、議員辞職の考えはなく、今後も議員を続けることで責任を果たすとした。