今回、めでたく再婚とお相手女性の第一子の妊娠が明らかになった東出であるが、東出の過去はかなり複雑だ。

　2020には、東出は映画『寝ても覚めても』で共演した唐田えりか(26)と不倫関係にあることが週刊誌に報じられ、最終的に元妻・杏(38)と離婚するという結末になる。東出と杏はNHK朝ドラ『ごちそうさん』で共演し結婚に至るという理想的な夫婦と世間から祝福されていただけに、夫婦関係を破壊したとみられた東出への世間のバッシングは激しいものとなった。

　そのことについて、東出は週刊文春のインタビューに対して以下のように述べている。

「あの時は本当にグチャグチャでした。家族や仕事、身近な信頼関係が眼の前で崩れていく。（略）僕は全国民に嫌われてるんだと考えてました。とにかく、しんどかったです」

（週刊文春：

「あの時は本当にグチャグチャでした」杏との離婚から2年が過ぎ、東出昌大は山で暮らしていた

https://bunshun.jp/articles/-/57855　（2022.10.04)

　離婚の際に、東出と杏は、3人の子供の親権を杏が持つこと、自宅についても杏が所有権をもつこと、東出には慰謝料を請求しないが養育費を支払うよう求めること、東出は1カ月に1回の頻度で子供に面会することができることなどで同意したといわれている。

　その後も週刊誌で、「養育費1万円」という報道があり、東出が杏に対して養育費を対して支払っていないのではないかと世間からの批判もあった。

　東出はそうして、それまで築き上げてきた芸能界での地位や立場をすべて失うことになる。

　さらに悪いことに、週刊文春などに、仕事のために訪れていた広島のホテルに当時付き合っていた5歳年下の”ハーフ美女”を呼び出していたことなどを報じられる。そうして懲りない東出に対して、所属事務所はついに愛想をつかし東出の契約解除に踏み切る。

　事務所からの契約解除もあり、CM出演やテレビへの出演、映画への出演などタレント・俳優としてのキャリアを絶たれ、生きる糧をすべて失ってしまった。

　そうして、東出はかねてより趣味としていた狩猟に望みを見出し、世間の目から逃げるように山奥の山小屋での浮世離れした狩猟生活をおくることになったということである。