8月10日から、オンライン上の署名サイトで秋篠宮家のご長男である悠仁さまの「東大推薦入学」反対署名運動が展開され、最終的に1万2544筆の賛同の署名を集め、異例の展開をみせている。

　この問題は、現在17歳である悠仁さまが来年に大学受験を控え、ネット上や週刊誌などで東大に推薦入学で受験するのではないかという憶測を呼んでいることが背景にあり、ここから、悠仁さまが皇室という立場や将来の天皇という立場を利用する形で東大入学を”裏口入学”的に果たそうとしているのではないかという疑念を持つ人が一部にあらわれたのである。

　反対署名の趣旨の説明の箇所には、「象徴天皇制を根底から覆す」や「天皇に学歴の箔はいらない」といった辛辣な批判や、自覚が足りず天皇になる資格はないと断罪したり、悠仁さまの論文の盗作疑惑を引き合いに「犯罪を犯した」と指摘したり、「いかに自分が洒脱で頭が良い事をひけらかすことが出来るか。これが東大に入ってから待ち受けている競争である」と悠仁さまが東大では生きていけないであろうと指摘したりしており、悠仁さまをある程度おもんばかる部分がある一方で多分に悠仁さまをこけ下すような誹謗中傷が含まれている。

　この反対署名が社会にどれほど影響を与えるかは定かではないが、週刊誌の報道やネット世論を背景に、悠仁さまの東大入学は思わぬ社会へのハレーション（反応）を呼ぶことになりそうだ。