11日昼に「週刊文春」（文芸春秋）が、声優・女優の平野綾(36)と俳優の谷口賢志(46)が離婚する方向で協議や手続きを進めていると報じた。今年1月の結婚発表から1年もたたない形での”スピード離婚”になる見込みだ。報道によると、今年4月に平野と谷口は自宅マンションで夫婦喧嘩から始まったという”DV騒動”があったといい、深夜に警察が出動するなどの騒ぎになったという。

　現在、平野と谷口は別居状態にあり双方の弁護士による離婚協議を続けているといい、双方は離婚の方向で一致しているということだ。ただ、DV（家庭内暴力）をめぐり、平野と谷口の双方がどちらが被害者かをめぐって言い分が食い違っているようで、”ドロ沼のDV離婚騒動”に発展しそうだ。

　平野と谷口は今年1月に結婚を発表し、その際に”交際ゼロ日”婚であることを明かしていた。「朝のいってらっしゃい」を欠かさないことや一緒にお風呂に入るエピソードを明かし結婚生活のラブラブぶりが話題になっていた。そこから1年もたたずの”スピード離婚”となり、世間を騒がせている。

SNSで平野と谷口が声明　平野「事実もあれば、事実無根なことも」

　平野は文春の記事配信直後に、コメントをSNS（X）を通じ発表。「取材でもお答えさせていただきましたが、事実もあれば事実無根なこともあります」と切り出し、記事の内容の一部を認めた。

　離婚については現在協議中ということを明かし、「然るべきタイミングできちんとご報告させていただくつもりです」と離婚の発表などは改めておこなう意向であることを明かした。

　また、今回の報道について「こうしてお騒がせしてしまったことをお詫びすると共に、嘘偽りなく、誠意を持って早期解決を目指したいと思っています」とし、今年の結婚時に祝福してくれた方に対し謝罪した。

　加えて、「様々な情報が錯綜するかと思いますが、どうか惑わされずに見守っていただけたらと思います」と呼びかけた。

　谷口は、事務所のＳＮＳを通じ「一部週刊誌報道について」と題し声明を発表し、「報道について本人に確認したところ、離婚協議中であることは事実」と記事内容の一部は認めたも一方で、「谷口のＤＶ行為による離婚への発展といった事実はない」と谷口の”ＤＶ行為”はなかったと主張した。

　さらに、谷口が「行政からＤＶ等支援措置を講じられ住所秘匿状態」であることを明かし、週刊誌など報道機関などに対し谷口の自宅への取材を控えるよう呼び掛けていた。

　このことは、暗に谷口がＤＶの被害者であるということを主張しているようにも見え、双方で”ＤＶ”騒動をめぐる見解の不一致がうかがえる。また、双方の反応から現在「離婚協議」が進んでおり近く離婚するという方向性で一致しているようだ。