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ビッグモーターが組織ぐるみの大規模不正も、CMはなぜか継続の異常事態
大手中古車販売会社・ビッグモーターが保険金を水増しするなど不適切な保険金請求を行っていた問題などの数々の不正で揺れている。現場の内部告発の声を社長ら経営陣が握りつぶした疑いも出ていて、組織自体に不正を容認する体質があったとの批判も出ている。
なお今回、不正請求で被害を受けた、大手損害保険会社「損害保険ジャパン」などの3社は水増しされた分の保険金の返還と事情の説明を求めている。
今月5日にはビッグモーターのHPの中で謝罪と再発防止に向けた取り組みなどを約束するなどしていたが、実際に社長など経営陣の記者会見は今のところ行われておらず、今後もおこなわれる予定はないという。さらに、同社のCM広告が引き続きTVなどで放送されていて、本当に反省する気があるのかと疑問視する声も出始めている。
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奇想天外の「ゴルフボールで車を損傷」、車体をドライバーで破壊」などの破壊行為で保険金水増し
大手中古自動車販売会社のビッグモーターによる保険金の水増し請求問題などの不正が明らかになり、メディアや世論から批判にさらされている。なんと、ゴルフボールを入れた靴下で車体を打ち付けて傷をつけたり、ドライバー用いて故意に傷をつけたり、損傷させたりして、保険金を水増しして、顧客の保険会社に請求していたことが明るみになったのだ。
何よりも恐ろしいのは、こうした不正行為をおこなっていたビッグモーターの店舗で車の修理を行った場合、その利用者の中には支払う保険金が増加していた可能性が高く、単に保険会社の損害にとどまらず、一般の消費者まで不利益を被っていた可能性が出てきたことだ。
事の発端は2022年3月に損害保険協会の不正通報窓口にビッグモーターの従業員から告発があり、保険金の水増し請求が明らかになったことだ。
最近になって、外部の弁護士などの第三者の作成した調査報告書によると、保険金の不正請求は5年以上も前から継続的に行われていて、すべての保険請求の件数のうち全体の4割で不正な水増し請求がおこなわれたと結論付けている。
加えて、従業員のへのアンケート調査では不正に関与した従業員が調査した従業員の一部の382人のうち104人にものぼり、全体の27%にもなったという。これは全体の4分の1にあたり、全体で考えるとかなりの従業員が不正に関与していると推定できる。
2018年から板金や塗装部門の元本部長の、修理の公費や部品からの粗利の合計額を増やすよう求める内容を各工場に伝え、工場長が主体的に支持し多くの従業員がそれに従ったということで、組織ぐるみで粉飾会計・保険金の水増しなどの不正行為も起きていたことが分かった。
また、報告書によれば全国に33あった整備工場のうち、すべての工場において事故車修理費用の水増し請求をおこなっていた疑いが出ている。
具体的な事例では、ヘッドライトのカバーを割る行為や
ドライバーで車体をひっかいて傷をつける、ろうそくやサンドペーパーなどの道具を使って車体に傷をつける行為、ゴルフボールを靴下に入れて、車をたたいてひょうの被害で受けた傷の範囲を拡大させるなどの行為が確認されたという。
さらには、リサイクル品を使って部品交換を行ったにもかかわらず、新品の部品を使ったとして偽って申告したケース、発注していない部品や不使用の部品を発注・使用していたとし偽装したケース、実際には行わなかった作業を施工したとしていたケースなども報告されたという。
また、社長などの経営陣が、こうした不正行為の内部告発を従業員から受けていたにもかかわらず、放置しまともな対応をおこなわないなど事実上もみ消していたことも明らかになり、コンプライアンス(法令遵守)意識が欠如していたことや、コーポレート・ガバナンス(企業統治)が機能不全に陥っていたことが明らかになった。
たびたび問題となっている「営業ノルマ」問題
背景にあると言われるのは、過剰なノルマ問題だ。実際のところ、多くの利用者から聞かれるのは、ビッグモーターは営業活動が異常なほど熱心であったということだ。支店同士が客を取り合うことも日常茶飯事だという。
各工場にもノルマが設定され、修理や部品の交換など1件当たりの合計金額は「@(アット)」の隠語で呼ばれ、各工場長は幹部にそれらの数字を報告することが求められるなど、社内には法令遵守など度外視で、ノルマ達成をひたすらに求めるというモラルハザードが生じていたことも明るみになった。
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