【不倫？】週刊文春が歌舞伎役者・尾上菊之助の19歳年下美女との高級ホテル密会を報じる

　週刊文春が26日に、歌舞伎役者の尾上菊之助（45）が大阪の高級ホテルで7月21日の午前１時ごろに19歳年下の女性と密会し、そのホテルで一夜を明かしたことを報じている。文春は市川猿之助（47）が7月18日に自殺ほう助の互いで再逮捕され3日後であると関連付けて報じていて、昨年8月の俳優の香川照之のセクハラ騒動以降強まっている歌舞伎界への世間の厳しい見方は強まりそうだ。

　週刊文春は26日の記事の中で写真付きで部屋から出てきている菊之助が密会していた女性・A子さんの写真や、同じ部屋から出てきた黒い服にサングラス姿を着用した菊之助の写真も配信。また、菊之助と業務提携関係にある所属事務所は「（ホテルでの）部屋滞在は事実です。ですが、仕事の相談に乗る関係でした、とのことです」と回答し、事実上ホテルで深夜にA子さんと会っていたこと認めた。

　文春が菊之助に直撃取材をおこなったところ、菊之助は女性との関係について「（A子さんの）舞台を観に行ったり」する関係であると主張し、不倫関係は否定。ただ、ホテルで会った女性について記者に問われると「全然、記憶にない」と答えていた。

　だが、事務所は菊之助のA子さんとの深夜のホテルでの密会を認めていて、また菊之助自身もA子さんと一定の関係があると告白していて、妻子ある身ながら深夜に女性とホテルで密会するのは、周囲や世間に誤解を与えかねず不用意な行為であったというのは言うまでもないだろう。

　少なくとも、仕事上や演技に関する話をするのならば昼間でも構わないはずで、無関係の人からみれば「不倫関係」と疑われるのは仕方がない話だ。誰しもプライベートがあり自由な生き方を選択する権利があるが、菊之助は歌舞伎界を背負って立つ名門家の跡取りとして、3人の子どもと愛する妻を持つ身としては軽率と言わざるを得ないだろう。

　菊之助は2013年に歌舞伎界を代表する二代目中村吉右衛門（2021年に逝去）の四女・波野瓔子さんと結婚し、1男2女の３子を持ち家族を大切にする姿勢などを度々マスメディアなどで見せ、その真面目さを評価する声も多かった。長男も幼くして歌舞伎界に入り2019年には丑之助を襲名するなど、将来父子そろって歌舞伎役者として活躍する姿を多くの方が想像する中で、こうした報道が出て耳を疑う声もすくなくないだろう。

　昨年の8月には香川照之（49）のセクハラや酒乱に関する疑惑・騒動が報じられ、香川は謝罪するとともに次々と番組などから降板し表舞台から姿を消した。そして今年に入り5月には市川猿之助（57）の父母との一家心中騒動が起き、その後猿之助は自殺ほう助などの疑いで逮捕されるなど歌舞伎界はいまだかつてないほどの世間からの厳しい目にさらされている。そういった中で、菊之助としてはここで悪目立ちすることは本人のためにも、歌舞伎界のためにもいいことは何もないように思われるのだが。