コムドットやまとがYouTube動画内で号泣＆謝罪、27時間テレビ放送後のインスタライブでの発言を反省「こんなことになるなら、こんなこと言わなきゃよかった」チャンネル登録者数激減に言及

　人気5人組YouTuber「コムドット」（現在チャンネル登録者数：392万）は2日にYouTubeに投稿した動画の中で、リーダーのやまと（25）が他のメンバーに謝罪する一幕があった。チャンネル登録者数が400万人から激減した点にも触れ、これまでの過激な発言を謝罪・反省し、涙ながらに「悔しい」と述べ今後の再起を誓った。

　コムドットは先月（7月）27日に開催されたコムドットが主役のイベントで、東京ドームで行われたクリエーター・ドリーム・フェス（CDF）を無事開催し、大成功を収めていた。CDFではメンバーのひゅうが（25）とタレントのベッキー（39）がイベントMCを務め、GENERATIONSの関口メンディー（32）も参加しダンスバトルを繰り広げるなど話題を呼び、若者に人気のあるYouTuberをはじめとしたクリエイター・インフルエンサーが多数参加し、東京ドームでのYouTuber史上まれに見るビッグイベントは座席もほぼ完売し数万に規模を動員したことで大成功に終わった。

　そして今回のYouTube動画では前編と後編でイベント終了後の静岡県の伊東での慰安旅行の模様を動画にしていた。その2日に公開された後半部分の動画の最後の部分でお酒を飲みながら本音で語る場面で、リーダーのやまとが最後に「ちょっと締めてもいい」と話題を変え、メンバーにこれまでの自身の言動で迷惑をかけてしまったことなどを謝罪。思いの丈をぶつけた。

　コムドットはCDFを成功させることはできたが、そのイベント準備の過程で女性2人組のYouTuber「平成フラミンゴ」との間で出演の内容をめぐりトラブルが発生し、結局平成フラミンゴは出演を見合わせたことや、その際のリーダーやまと（25）の脅迫ともとれる問題発言が炎上するなどした。

　さらにイベント直前のフジテレビ系の「27時間テレビ」では途中棄権したがそのあとのインスタ投稿では「コムドットが輝き過ぎてきたあまり、この状況に漬け込んでコムドットえお潰そうとする風潮がある」と書き込んだり、「くだらない中傷にはしっかり中指立てて闘っていく」と述べ、アンチを挑発し、炎上。

　テレビ放送後のインスタライブでは「ファンの人たちには申し訳ないとは思うけど、世間のヤツらについては全く申し訳ないと思っていない」や「これは本当に日本の緊急事態だと思うわ、俺たちがいないと日本はマジで終わるぞ。こんだけ若くて頑張ってるヤツらが引きずり降ろされるんだぜ？全くもっておかしいし、そんな国にさせてはならないっていう使命感を持っています」と発言し、ファンの中でもドン引きする声が出ていた。

　2日の動画の中でリーダーのやまとは、

「この動画（では）ぶっちゃけ言うけど、もうマジで全部やめたいと思ったことが、1回あった。本当に。こんなことになるんだったら、こんなこと言わなきゃよかったいうぐらい、投げ出したいってなっちゃった時があって、動画出すのも怖くなっちゃって、その時にちょっと動画出したくないって初めて思って」と精神的に追い詰められた時期があったことを告白し、自身の激しい言動を反省していることを語った。

　またCDFに向けてオープニングアクトの動画を撮影したというが、さらなる炎上を恐れて、公開を中止したいとやまとは思ったという。

　だが編集を担当したメンバーのひゅうがが、「俺は出したいと思う」と主張し、疑心暗鬼になったやまとに対して、「コムドットはそういうまっすぐなグループだし、正直なグループだから、この動画をファンの人たちに届けて、マイナスになることはは何もないと思う」と述べ、「俺は、これで嫌われるんだったら、そこまでのチームだったってことだと思うよ」とやまとに伝えたところで、やまとは号泣しながら納得したという。

　ひゅうがの発言にやまとは、「そうだなって思ったんだよね」といつもの調子を取り戻したという。「そのときは正しいと思って、選択取ってるから。後から見たら、いやこのとき、ちょっと言葉遣い悪かったなとか、このときの選択（が）間違っていたなって思うこと（が）たくさんあるんだけど、俺は全力で正面からぶつかってるから。その正面からぶつかる姿勢っていうのは、コムドットのとても良い部分だから、俺はそれを捻じ曲げて、何か着色してる世の中に出したくない」とひゅうがの言葉が心に響き、涙が止まらなかったという。

　その後やまとは自身の失言による炎上について触れ、世間でコムドットへの厳しい声がSNSを中心に強まる中で葛藤していたことを明らかにした。やまとは「インスタライブとかね。それはなんかみんなに対してちょっと申し訳なかったと思うんだけど、ここは俺が変えなきゃみたいなことを勝手になんか、本当に勝手に背負っちゃって」と当時の心境を分析。

　「俺が世間にそういう発言を残したせいで、悪い風に切り取られたりしてどんどん状況が悪くなって、どんどんチャンネル登録者（数が）減っていて」しまったと述べ、その後、「何か、信念通してんのか、俺が意地になってるのかがマジでわかんなくなっちゃって、400万人切っちゃったしなみたいに、すげえ思って」と当時は焦りである種の錯乱状態にあったと明かす。

　だが、やまとは「その時に俺（が）ファンの人の気持ちになって考えたんだけどそこで答えが出て、ファンの人からしたらこんなコムドット見たくなかっただろうなみたいな、常にコムドットかっこよかったやん、言ったことを達成して、どんなに（アンチに）足引っ張られてもそれを蹴飛ばして、上に、上に上にって、登ってきて、かっこいいんだよコムドットって常に。けどなんか、この2ヶ月・3ヶ月は（コムドットは）やっぱりダサかったなって思うんだよね。客観的に見て」と当時のコムドットはカッコ悪かったと真摯に反省の気持ちを示した。

　その後も終始やまとは涙ぐむ様子で、仲間に謝罪しながらも仲間が温かく受け入れる姿は美しい人間関係を感じさせた。

　コムドットとしてこれまでのアンチへの強気の姿勢は貫き通したい意向のようだが、ファンの信頼を取り戻すことはできるのだろうか、チャンネル登録者数は再び400万に戻るのだろうか、今後のコムドットの動きに注目が集まっている。