お笑い芸人・YouTuberの 宮迫博之（53）は23日自身のYouTubeチャンネルを更新し、「加護ちゃんの報道に関して」という題で動画を投稿。動画の中で、現在週刊誌などで報じられているタレントの加護亜依(35)の「暴力団幹部との韓国旅行疑惑」について触れ、自身が2019年に週刊誌に報じられた大阪のクラブでの金塊強盗犯との記念写真の問題と重ね、加護を全面的に擁護し、メディアへの不信感を強い口調で訴えた。

　宮迫は動画の冒頭、「加護ちゃんの（釈明の）動画の方も見させてもらったんすけど、いや本当にね、僕（加護は）まず謝る必要ないと思うんですよ」と始め、週刊誌の記事や加護の動画を見て、加護さんを全面的に擁護する気になったという。

「もうこれあの僕の（2019年の）金塊強盗騒動と、もうほぼほぼ同じなんですよね」と自身のFRIDAYなどに報じられた金塊強盗と一緒に記念写真を撮ったスキャンダルを指し、それと同じ状況だと指摘。

　その際、改めて自身はその人物が金塊強盗犯であることは知らなかったということを強調。当時、店主の方や接客する女性らに証言してもらったというが、だれにも聞いてもらえなかったと訴えた。

　未だに記事などを信じている人が多くいるとし、週刊誌などのメディアが訂正していないことで、タレントとしての仕事に影響があったとし、さらに吉本興業を辞める最終的なきっかけとして「金塊強盗問題」があったことを明かした。「人の人生変えてしまってるんですよ」としてメディアへの批判を展開。

　また、加護の報道についても、「（加護の報道は）嘘やろ。謝んなさいよ。訂正して。それは事実ではなかった、ってことをや、やらないと不公平すぎるって。こちら、やられっぱなしやから。絶対あかんと思うわ、こんなん。どんだけ頑張っていろんなこと（を）やってきて、なんかもう…（中略）…何とか今頑張って、もう挽回しよう、また新しい道に進もうとしてる人たちの、そんな（風に）（その人の）足をすくって、って何なの」と自身の経験を交え激しく怒りを露わにした。

　その後、「それで（週刊誌が）部数稼いで何なの」や「嘘の記事、嘘で人を傷つけて、人の状況を悪くするようなもんを投げっぱなしにしてるっていうのは本当に僕はどうかと思います」と週刊誌などのメディアを批判した。

　加護亜依（35）をめぐっては光文社の週刊誌「FLASH」が韓国のカジノ付きホテルでの滞在にあたり、指定暴力団である「稲川会」の2次団体の幹部と記念撮影する様子が取り上げられ、加護がその組員と一緒に行動していたのではないかと報じられている。