９月17日、人気Tik Tokerのゆりにゃ(24)がX(旧ツイッター）に「ご報告」と題して投稿。暴露系YouTuberとして有名なコレコレ（本名：青木駿）(35)を警察を通じ告訴状を提出したと発表。警察に受理され、捜査が開始されたと説明した。

　投稿の中で、ゆりにゃはコレコレについて「多くの活動者の人生を壊したネットの癌」や「人の不幸で生計を立ててる35歳()に絶対に負けない。許さない」とコレコレに対する憤りを隠さず、捜査を通じてコレコレを追い詰める覚悟を示した形だ。

　一方で、コレコレもこの件についてコメントし、「脅迫、恐喝といった行為はしておらず、虚偽内容を流布していません」と脅迫罪などの疑いをかけられていることについて反論。ゆりにゃの投稿をふざけてからかう形で「【速報】告発系YouTuberコレコレが脅迫罪で逮捕か？」と題した動画を出していた。

いったい何があったのか？昨年の”詐欺PR騒動”とコレコレの暴露

　この件は昨年の2023年９月に自身のインスタグラムのアカウントでストーリーズを通じ、「ポイントカード作成」の詐欺案件をPRしてしまい、一部のファンが消費者金融の口座を勝手につくられてしまうなど詐欺の被害に遭うというトラブルが発生。当初ゆりにゃは、大企業の名前が使われていて安全性を強調していたが、詐欺だったことがのちに分かり、ゆりにゃとその彼氏が謝罪動画を出すなど騒動になっていた。

　ゆりにゃの彼氏である齋藤太一（たいち）が自身の判断によるもので「ゆりにゃは関与していない」と説明。詐欺被害者に対して被害額分を返金するといった対応をすることを発表した。ただ、一部の被害者に返金対応がおこなわれていないなど不満の声が上がり、対応に不満をもつ人が出ていたという。

　この際に、コレコレがこの騒動に介入し、一部被害者の声を受けて生放送で、「やりとりの内容を第三者への口外を禁止され、これを破れば返金のキャンセルや法的措置をとる可能性を示唆されていた」ことに苦言を呈したり、複数の被害者への「ひどい対応」などを暴露していたという。

　今回の一件は、コレコレがゆりにゃに対し、被害者に返金するように催促し、返金されなければ自身に連絡してほしいとして、コレコレの放送を見た被害者などから返金要求が殺到したことについて、ゆりにゃ側は「脅迫」にあたると主張している形だ。