2021年の離婚以来、お互いに公然とネットやテレビなどのメディア上で非難し合うなど、昼ドラも顔負けのドロドロの愛憎劇ぶりであった、卓球元日本代表の福原愛（35）とその夫の台湾人で卓球元台湾代表の江宏傑（35）だったが、14日までに和解に至ったことが明らかになった。

　福原と江は2016年に結婚し、その後2人の子ども（長男と長女）という子宝に恵まれたが、2021年に、福原の不倫疑惑をめぐる週刊誌報道や、江や家族による”モラハラ”疑惑騒動などで離婚に至ることになった。離婚後も2人は台湾では一般的な「共同親権」（2人とも親権をもつ。日本ではどちらかの親が親権をもつ単独親権しか認められていない。）をもち、台湾で江が2人の子どもを養育し、度々福原が台湾を訪れていたという。

　転機となったのが2022年の夏だ。福原が夏休み期間ということで日本に連れ帰ったが、長男はその後江のもとに戻すことなく、事実上連れ去り状態にあった。2023年の夏には、江が日本の裁判所で長男の引き渡しを求め審判を申し立て、裁判所は福原に引き渡しを求める仮処分を下していた。